さて、サンリオピューロランドの話にようやく戻ります（笑）
※今回具体的な施策について書くのでちょっと長くなります
2014年まで低迷していた…
それは、なぜか？
聞くと、色々と『あり得ない』状態だったそう。
基本に忠実に、下記の見直しをはかった。
／え…？！サンリオがこんな状態だったの？？＼
①コンテンツ
（デジタルコンテンツという時代の波に大幅に乗り遅れ）
②サービス
（『笑顔』すら見直さないといけないレベル）
③プロモーション
（保守的、古い体制、昭和感）←あくまで私が感じた印象ですが
④インフラ
（サインすら統一されていなかった）
※サインとは標識などの意。『誘導サイン』などと使います
／具体的に、こんな感じで改善！＼
①コンテンツ
【 CHANRIO／チャンリオ 】
そう、前回のブログにも書いたコチラです。
スタートを切って1時間後に数十人が、翌日は数千人、翌日には数万人…！
と、怖いくらいに倍々に利用者が増えたんだそう。
10日で580万人が利用。す…すご過ぎ…
AKBなどの多くのタレントさんも利用してくれたのも大きい。
SNSの波に乗っかって一気に大人気となりました。
そして、その夏には来場者が前年比150%に増加。
【 AR／VR 】
そして、海外対応にもデジタル化を進めた。
海外の旅行博ではVRを展開し、体感してもらうことをした。
キティーと言ったら世界中にファンがいる。
なんと今では140カ国で認知されているというから、
東京オリンピック開会式はキティーの出番か？？！
【 KAWAII KABUKI 】
そして2018年からは松竹とのコラボ。
インバウンド向けにと仕掛けたものが、大当たり！
嬉しい誤算もあり、3世代で楽しめるイベントにと成長した。
平日3回、土日は5回が毎回満員で立ち見が出るほどです。
②サービス
【 基本サービスの見直し 】
【 マニュアルの改善 】
【『笑顔』についても改めて見つめ直し 】←こういう事よね、大切！
昨年訪れた時は、ホスピタリティーを感じることができた私。
笑顔溢れる、暖かい、施設の綻びなども気にならない素敵な空間。
（やはり千葉方面の夢の国にはまだ及ばずなところは否めないけれど）
5年前に行っていたら、きっと全く違う印象だったのでしょうね。
③プロモーション
【 デジタル戦略 】
【 ネットプロモーション 】
【 イベントプロモーション 】
【 ソーシャルプロモーション 】
TVCMもやめてデジタルプロモーションに切り替え。
【 ピューロのうわさ100 】
と題して、実は〇〇らしい…なんて
ファンの心だけでなく、サンリオをあまり知らないような人でも
興味が湧くようなプロモーションとなった。
＼マイメロディーが湯切りをしているらしい／
という動画の再生は、200万回！
【 キャラクターコラボ動画 】
キティーとダニエルが『恋ダンス』を踊ったり
『PPAP』を(P)ペックル(P)ペックル(A)アヒルの(P)ポチャっこが踊ったり
常に話題についていき仕掛けをしている。
そうして頭の片隅に残るような発信をしていく、
これは、情報がいくらでも得られる現在
とても大切な事だと思います。
④インフラ
【 施設修繕 】
【 サインの統一 】
【設備の整備 】←アーティストとのコラボをするため
【 マーケティングオートメーション 】
アプリを連動させる。
どのチャネルから訪れてくれているのかをセグメント。
【 年間パスポートをデジタル会員化】
取りこぼしをなくし、4万人増加。
この『取りこぼし』というキーワードは
スカイツリーの講演でも出てきました
大切なポイントですね！
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ものすごい数の取り組みや企業努力が見て取れる。
それは、当たり前のことばかりかもしれないけれど、
当たり前のことを当たり前にやり続けることの難しさも感じた。
ごめんなさい！次回本当にまとめ！！（笑）
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